しかし、上なるエルサレムは、自由の女であって、わたしたちの母をさす。
しかしあなたがたが近づいているのは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の天使の祝会、
しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。
また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。
勝利を得る者を、わたしの神の聖所における柱にしよう。彼は決して二度と外へ出ることはない。そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。
「すべてエルサレムを愛する者よ、 彼女と共に喜べ、彼女のゆえに楽しめ。 すべて彼女のために悲しむ者よ、 彼女と共に喜び楽しめ。
そのしるすところによると、アブラハムにふたりの子があったが、ひとりは女奴隷から、ひとりは自由の女から生れた。
罪から解放され、義の僕となった。
なぜなら、あなたがたは律法の下にあるのではなく、恵みの下にあるので、罪に支配されることはないからである。
だから、もし子があなたがたに自由を得させるならば、あなたがたは、ほんとうに自由な者となるのである。
「そこであなたがたは知るであろう、 わたしはあなたがたの神、主であって、 わが聖なる山シオンに住むことを。 エルサレムは聖所となり、 他国人は重ねてその中を通ることがない。
しかし、あなたがたはわたしの創造するものにより、 とこしえに楽しみ、喜びを得よ。 見よ、わたしはエルサレムを造って喜びとし、 その民を楽しみとする。
あなたは昼つまずき、 預言者もまたあなたと共に夜つまずく。 わたしはあなたの母を滅ぼす。
彼らの母は淫行をなし、 彼らをはらんだ彼女は恥ずべきことを行った。 彼女は言った、 『わたしはわが恋人たちについて行こう。 彼らはパンと水と羊の毛と麻と油と飲み物とを、 わたしに与える者である』と。
「あなたがたの母とあげつらえ、あげつらえ―― 彼女はわたしの妻ではない、 わたしは彼女の夫ではない―― そして彼女にその顔から淫行を除かせ、 その乳ぶさの間から姦淫を除かせよ。
主はこう言われる、 「わたしがあなたがたの母を去らせたその離縁状は、 どこにあるか。 わたしはどの債主にあなたがたを売りわたしたか。 見よ、あなたがたは、その不義のために売られ、 あなたがたの母は、 あなたがたのとがのために出されたのだ。
自由人にふさわしく行動しなさい。ただし、自由をば悪を行う口実として用いず、神の僕にふさわしく行動しなさい。
自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。
エルサレムの荒れすたれた所よ、 声を放って共に歌え。 主はその民を慰め、 エルサレムをあがなわれたからだ。
その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
ハガルといえば、アラビヤではシナイ山のことで、今のエルサレムに当る。なぜなら、それは子たちと共に、奴隷となっているからである。
また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。